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コラムcolumn

ピラティスを楽しみましょう ー「運動習慣」のつくりかた ー
vol.53 / 2017.03.17 Nahoko

動きが変化するのは、「受け入れる準備」ができたとき

ピラティスをしていて、

壁にぶつかってしまっているとき、ありませんか?

  
たとえば、苦手なものがなかなか上達しない。

ずっと取り組んでいるんだけど、イマイチちゃんとできている気がしない。

思うように改善や変化が見えない。成長していない。

説明を聞いてもよくわからないし、できないまま先に進まない。

なんとなく続けてはいるけれど、これでいいんだろうか?と思ってしまう。

  
私自身も今までに何度か、こういう「壁」にぶち当たった時期がありました。

ピラティスの指導は基本的に「動き(ムーブメント)」を改善させるのが目的なので、インストラクターは動き方をガイドし、使われるべき・意識すべき場所やイメージなどについて指示を出します。

しかし、どんな説明をしてどんな指示を出したとしても、その場ですんなり入ってすぐ上達する人もいれば、なかなか入っていかない人もいる。

一度できたことが次回もできて、ちゃんと学習されている人もいれば、その場では一旦できたように見えても次の機会にはまた元に戻っている、つまり実際は学習していなかったという人もいます。

  
この差って何なんだろう?

  
何年もずっと考え続けてきたのですが、これが答えかな~と思うものに、近年たどりついたような気がしています。

  
それは、

「変化を受け入れる準備ができているかどうか」。

  
「準備」には、いろいろな意味合いがあります。

  
まずひとつは、「土台」から積み上がってきていない可能性。

知識・理解・感覚とは、「階層」や「段階」のようなもの。まず土台・ベースとなるものがあって、その上に積み重なって成長していくものだと思うのです。

土台となる感覚や理解がないうちに上の段階のことをインプットしようとしても、うまく積み上がっていきません。

今の自分が、ある程度のところで成長が止まっている、途中で壁にぶつかっているとしたら、もしかして

「基礎・初歩のところで土台の感覚や理解をしっかり作っておかなかったから」

なのかもしれない。

(ちなみに…「感覚」って結構大事です。むしろ最も大事と言えるかも。「理解」は多少あやふやでもごまかせますが、感覚のごまかしは動作の歴然とした差となって表に出るからです。この話はまた別の機会に。)

これは教える側にも原因があるし、ここまでの学び方をどう進めてきたかという原因もあるのかなと思います。

一足飛びに結果にたどりつこうとしても、土台も作らず段階的に成長していなければ正しい結果・成果にたどりつかないこともあり得る。それどころか、怪我につながるリスクさえある。

土台となる知識や理解、感覚が「準備」できていてこそ、先に進めるし変化するというわけです。

  
また、「身体や心が変化を受け入れられる状態になっているかどうか」という「準備」もあります。

身体は心は、もしかして「今何も変わりたくない」「変えたくない」と思っているかもしれない。新しい情報や感覚をインプットしたいと思っていないので、拒絶しているのかもしれない。

  
「変化する」とか「改善する」ということは、

元々持っていて慣れ親しんでいる「何か」を手放して、「新しいもの」を受け入れていく

ということでもあります。

  
元々持っている「何か」とは、習慣、方法、生活のしかた、自分の癖、いろんなものが考えられます。

変化や改善のためなら何でも手放せる!と思えるときは良いですが、なかなか捨てたくない・諦められないと思ってしまうときもある。愛着やこだわりを持っている場合もある。

手放すって勇気と決断の要ることで、心のエネルギーがないときには難しいです。ダイエットや断捨離、大掃除なんかで挫折するのも大体そんなときですよね。

自分の心身が手放すことを恐れている・拒否しているときは、無理に変わろうとするのをやめてみるのも一つの選択ですし、何故手放せないのか自分と向き合ってみるという選択もあります。

  

「壁」にぶつかったときは、自分の「準備」ができているのかどうか考えてみる。

準備ができていないようなら、あえて変化を強制しない。今受け入れられるものを、受け入れられるレベルで取り組んでいけばいい。焦る必要はない。

これは、クライアントさん自身にも、教える指導者側にも言えることではないかと思います。

(Nahoko)

  

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