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コラムcolumn

ピラティスを楽しみましょう ー「運動習慣」のつくりかた ー
vol.54 / 2017.03.22 Nahoko

ピラティスの良さは、マットにある

インストラクターとしても愛好家としても日々ピラティスに親しむ中で、「ピラティスの良さ・魅力って何だろう」と常々考えているのですが、最近つくづく思うことは

やっぱりマットピラティスが最も奥が深くて面白い。

  
やればやるほど、年々その思いが深まるばかりです。

ピラティスのマシンやその他のツール類はどれもこれも素晴らしいもので、それを使うことでしか気づけない・学べないものが確かにあると感じます。

しかし、マットのエクササイズほど難しく、面白く、「自分」について知ることができ、人生が終わるまで続けたいと思わされるものはありません。

  
床にマットを1枚敷いただけで、あと使うものは自分自身の身体だけ。

これまで学んできたこと、知識、感覚。
その日の体調、精神的なコンディション。
場所の環境や気温。

自分の身体を形成しているあらゆるもの、骨、関節、筋肉、筋膜、軟部組織、神経系、血管、内臓、etc。

あらゆる条件の上に、自分が持っているもの全てを使い、全ての働きを感じ、身体ひとつで取り組むのがマットのエクササイズ。

うまくいくときもあれば、いかないときもある。
でも、何にも頼れないし、ごまかすことができない。

だからこそ、遠い過去の自分、少し前の過去の自分、今の自分の違いを感じることができる。
何が違うのか、何が変化しているのか、新しく工夫できること、まだ成長できそうなこと、たくさんの発見がある。

何のツールの力も借りず、身体ひとつだけで成長し、進化し、乗り越えて来た道のりを感じると、喜びもあるし感謝の気持ちも湧いてくる。

精神的な面と身体的な面、知識と感覚、様々なものが調和しているのを感じると、とても「生きている」という気がする。

  
ただ姿勢を改善するだけではない。肩こりや腰痛を撲滅するためにやるだけでもない。

ピラティスを行うことがもたらしてくれるのは、「動くことの喜び」に他ならない。

  
こんなにたくさんの気づきがあるのは、「マットピラティス」だけなのではないかと感じています。

私は時々、誰もいないスタジオで音楽もかけずにひとりで黙々とマットピラティスをします。
流れに乗って、最も動きやすいと感じる順番で、次から次に行うのは瞑想のようなひとときで、なんとも表現できない幸福な気持ちにさせられます。

  
マットピラティスを行う上で、私の最近のマイブームは「身体や運動の力学、バイオメカニクス」です。

やみくもに力技で取り組むと失敗しやすいし上達しにくいのがマットのエクササイズ。私のテーマはいつも、「いかに楽に動いて最高のパフォーマンスを出せるか」です。

身体は建築物と同じく立体的な構造体で、重力の存在する環境で二足歩行で姿勢を保っていますから、安定性や機能性、効率性を高めるには身体の機能を活かして力学的なバランスを意識しながら運動した方が結果が出るはず。

骨や関節がどう動くのか、その動きに筋肉はどうかかわるのか。いかに重力を利用し、最も効率的な「力のバランス」を感じながら動けるか。

考えながら試していると新たな発見とどんどん出会います。

よく知っていたはずのエクササイズにこんな意味があったのかと驚いたり、これこそピラティス氏が狙っていた意図なのかと思うと改めて畏敬の念を抱いたり。そうすると新しい説明のしかたや表現のキューイングを思いつき、これは今度のレッスンでぜひ使おうと思ったり。

  
ひとつのエクササイズでも、何十通りもの解釈があり、何十通りもの説明ができる。

それを誰に教わるのでもなく、誰を真似するわけでもなく、教科書に頼るわけでもなく、自分で研究し自分で発見していくことこそが私の「ピラティス道」です。

この道は本当に面白くて、毎日新たな面白さを発見してしまうので、飽きないですね~。

  
マットピラティスの良さを、ぜひたくさんの人に楽しんでもらえたらいいなあと心から願っています。

(Nahoko)

  

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