Olaピラティススタジオ

代々木上原駅から徒歩3分のピラティススタジオ
定休日:月曜日、火曜日

私たちの視点

TOPインストラクター私たちの視点

インストラクターとして、何を学び、何を目指して日々の指導に取り組んでいるのか。
私たちの視点やこれまでの歩みについてまとめました。

身体の土台である「足」への関心

身体の不調と「足」の問題は密接

ピラティスに出会う前から、私たちは姿勢の悪さや肩・膝・腰などの慢性的な痛みといった悩みを抱え、治療院に通っていました。そこで指摘されていたのは、身体に起きる問題の根源は「足」の状態にあるということ。Nahokoは足首の不安定症と足底腱膜炎があり、Yasuは足のアーチ構造が崩れていました。

「足」は、身体の中で唯一地面と直接接していて、姿勢や動きの始点となる身体の土台です。「足」の状態が悪いことの影響は全身に波及し、姿勢不良や痛みを引き起こす原因となります。だとすると、「足」に着目しないでただ一般的なエクササイズを行ったとしても、身体を根本的に治すことはできません。

そこで私たちは、ピラティス指導者資格を取得すると同時に積極的に「足」を理解するための様々な勉強会やセミナーに参加し始め、「足」を良くするために何ができるのかを常に考えるようになりました。

トレーニング、靴、あらゆる角度で「足」をサポート

Olaでは、様々なピラティスマシンを用いて「足」のトレーニングを行っていただくとともに、フットコレクターなど「足」の機能改善に特化したツールも数多く取り入れ、どの人にも「足」と身体全体のかかわりについて理解を深めていただくようにサポートしています。また、「足」の状態は歩き方に大きく影響するため、立ち姿勢でエクササイズができるマシン(コアアライン)を用いて、歩行フォームを改善するためのトレーニングやアドバイスも行っています。

こういったトレーニング面からのアプローチだけでなく、日常履いている「靴」から「足」を整えることも大事であると考え、アーチ構造を支える効果に定評のある「BMZインソール」を導入し、スタジオ内で販売しています。

現在の私たちは、「足」の状態評価やバイオメカニクスについてさらに知識を深めるため「あしか(足科)協会」のメンバーとなり、足だけでなく膝・股関節も含めた「下肢疾患全般の最新治療エビデンス研究会」にも参加。より効果的に「足から身体を治す」ためのトレーニングプログラムを提案できるよう学び続けています。

「全身のつながり」を重視する

ひとつの痛みから身体全体のつながりにも着目

「足」から全身へのつながりに着目しながら多くのセミナーなどを受講する過程で、私たちは「アナトミートレイン」に出会いました。

アナトミートレインとは、人間の身体全体には「筋肉・筋膜が結合したライン」が複数走っていて、それらのラインが影響しあって姿勢や運動機能を制御しているとともに、ラインのひずみによって機能障害が起きるという考え方です。

たとえば腰痛がある人に対して、「腰痛の原因は腰を取り巻く腹筋群が弱いことにあり、痛みの改善のためには腹筋群を鍛えればよい」とシンプルに考えることもできます。しかし、アナトミートレインの視点で身体を見てみると、腰とつながる足裏などに異常があってラインにひずみが生じていたり、腰を含むラインと他のラインとの間でバランスが崩れていたりといった、より具体的な問題点が見えてきます。こういったひずみやバランスの崩れは、静止姿勢に影響するだけでなく、歩く・立つ・かがむといった日常動作においても身体の各部位がうまく連携して動かないために痛みを引き起こす原因となります。

「ピラティス」+「アナトミートレイン」でより動きやすい身体へ

痛みから回復するためには、筋肉の働きを引き出すトレーニングに筋膜の「リリース」を組み合わせることでひずみを整え、全体がバランスよく調和するとともに、身体の部位が相互に連携して機能的な動作が行われるようにすることが必要です。これは現在の痛みを改善するだけではなく、痛みの再発を予防し、将来的な疾患のリスクを減らすことにもつながります。

Olaでは、アナトミートレインの考え方をベースに「全身の評価」と「運動療法」的なアプローチを行っています。アナトミートレインの勉強会や解剖セミナーに継続的に参加し、知識と理解を深めることに取り組んでいます。学んできたピラティスなどのエクササイズをアナトミートレインの視点から捉え直しながら、身体全体のつながりを整えて動きやすい身体を作るためのお手伝いができるよう、学びと研究の旅を続けています。

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