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コラムcolumn

ピラティスを自分で行うために
vol.3 / 2015.08.09 Yasu

自主ピラのすすめ

インストラクターYasuです。

良くご質問いただくことに、「どれくらいの頻度で運動(ピラティス)をしたらよいか?」があります。

ピラティスも運動なので、週2~3回が望ましいです。
その根拠は、筋肉の疲労回復に2~3日かかるからです。

これは基本的な考え方で、疲労が特定の筋肉に集中しなければ、毎日やっても良いですし(それでも週に1~2日の休養は設けた方が良いですね)、忙しいなどの理由で2週に1回くらいになっても、やらないよりはやった方が良いです。

でも忙しい方は、スタジオに週2~3回行くのが大変だったりしますよね。

  
そんなときこそ、家での「自主ピラ(自主トレーニングでピラティス)」です!

   
緑の中の道
  

この自主ピラ、僕が会社員だった時期、意識的に取り入れていました。その時の経験から、幾つかのコツがあると思っています。

1)エクササイズは1つでも良い。5分で良いからやってみる。
2)特定の目的をもつと続きやすい。
3)1日の中で、時間を決めると習慣化しやすい。
4)スタジオでレッスンを受けるときに、成長度合いをチェックしてみる。

   
1)エクササイズは1つでも良い。5分で良いからやってみる。
エクササイズをよくばりすぎると、時間もかかるし、うろ覚えの動きも増えるので、まずは1つからはじめてみましょう。
慣れてきて、時間に余裕があることが分かれば、徐々に増やしてみます。

  
2)特定の目的をもつと続きやすい。
エクササイズは、自分の苦手なものを選ぶと良いです。
弱い筋肉とか、苦手な動きを練習すると良いですね。
苦手なものほど、その方にとっては必要なので、頻度高く続けていく意味があります。
苦手な動きがよく分からない方や、それでも迷う方は、ペルビックカールをおススメします。

僕は身体を柔らかくしたかったのでストレッチと、背中が弱かったので背筋のエクササイズをほぼ毎日やっていました。
「こうなると良いなあ~」という気持ちは、そのままモチベーションになります。
  

3)1日の中で、時間を決めると習慣化しやすい。
自主ピラは、「やらなくては~」とか「これから、やるかあ~」と考えるのではなくって、決まった時刻に決まった時間やると、続けやすいです。

僕の場合は、朝の犬の散歩が終わった後の6時45分からと決まっていました。
朝は、夜とは違って同じ時間に同じ作業(ルーティン)を予定しやすいので、とりわけ一般の会社員の方にはおススメです。

  
4)スタジオでレッスンを受けるときに、成長度合いをチェックしてみる。
こうしてほぼ毎日やってみると、週1回のスタジオレッスンだけの頃よりも、身体の変化が早く感じられます。
変化を感じることは、次の目標を立てたり、頑張ろうという気持ちになるので、定期的にスタジオでチェックしてみましょう。

  
僕は、ひと頃「記録魔」だったのですが、やったことは記録すると、やる気がさらに持続します。
カレンダーに、やったかどうかをチェックしておくだけでも違いますよ。
スマホのアプリに、記録専用ソフトがあります。

スタジオでもよく聞くお話ですが、呼吸を深めるピラティスは、すっきりした感じを得たり気持ちを落ち着かせることに役立ちます。
これをスタジオに行った時だけでなく、毎日の忙しさの中で、頻度高く実感することは、毎日のストレスのマネジメントに役立つかもしれません。
実際に、僕が家でのピラティスを続けることができた一番の理由は、このことだったかもしれません。

   
ピラティスは、みなさんの日常の中に自然に存在するものとして、位置付けて欲しいなあと思っているのですが、忙しい時や旅行先でも、自主ピラという感じでやって頂けると、動くことが楽しくなってきますし、身体の変化や気持ちの安定をもたらすという形で、適度な存在感を出すようになっていきます。

 
なお、ご自宅で自主ピラする場合は、布団やベッドの上などの柔らかい場所では行わないようにしましょう。
腰に負担がかかります。
カーペットの上か、少し厚手のバスタオルの上などがおススメです。

こちらの記事を読んで、ピラティスに興味をお持ちになった未経験者の方は
ぜひ体験レッスンにお申し込みください!