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コラムcolumn

ピラティスと健康と人生
vol.27 / 2016.01.29 Nahoko

意識しなくても、自然にいい姿勢で立てている

こんにちは!Nahokoです。

先日、レッスンを体験された方が、レッスン後にこんなことをおっしゃっていました。

 
「姿勢を意識しているわけではないのに、自然にいい姿勢で立てている気がする」

 
これ、とっても嬉しい感想です!

 
いい姿勢

  
この「意識しなくても、自然にそうなっている」というのが、実はとても大切なんですよね。

  
『姿勢』って、意識だけで長時間保持することはとても難しいです。

意識を維持するには限界があって、たいていの場合、気を抜いた瞬間に崩れてしまうのが姿勢です。

人が見ていないとき、他のことに集中しているときなど、姿勢だけに意識を向けていられない時間にも良い姿勢が維持されているためには、「無意識に・自然に」良い姿勢が作られていなくてはいけません。

 
また、良い姿勢とは、静止しているときに切り取った「瞬間」だけを指すわけでもありません。

例えば、立ち上がるとき、起き上がるとき、座るとき、歩くとき、走るとき、荷物を持ち上げるとき。
こういった動作がどんな姿勢で行われるかということ。
言い換えれば、「動きの中に良い姿勢がある」状態。

これも、やはり意識して良い動き方をしよう、と四六時中気を付けてはいられないので、無意識の動作の中にまで良い姿勢が落とし込まれている必要があります。

  
では、無意識に・自然に良い姿勢を作り、良い姿勢で動作を行うにはどうしたらよいのかというと、

姿勢を作り、姿勢を支える筋肉がしっかり働いていること

が大切になります。

  
ピラティスで鍛えているのは、良い姿勢を作り、良い姿勢を支える筋肉たち。
「姿勢保持筋」とか「抗重力筋」と呼ばれます。

人間は二足歩行で重力に逆らった状態で生きているため、姿勢を維持するとは「重力に抵抗すること」も含むわけですね。

1時間のピラティスレッスンを通して、それらの姿勢保持筋・抗重力筋たちを目覚めさせ、働くようにしてあげる。

そうすると、頭で考えて良い姿勢にしようとしなくても、その筋肉たちが勝手に働いているので、自然に・無意識に良い姿勢が作られていきます。

通常、レッスンの前と後に同じ動作(ロールダウン)をしてもらうのですが、その際にご自分の身体の使い方に違いを感じる方も多いです。

動いていてなんだか安心感があるとか、楽になっているといった感想もよく耳にします。

「知識を身に着けて意識して正しく動こう」というよりはむしろ、「動きを本来支えてくれるべき筋肉が目覚める」ことで、動作が自然に正しく行われるようになった、という状態。

これを繰り返していくと、日常生活のどの瞬間・どの動作を切り取っても、良い姿勢でいられることが増えていくわけですね。

  
「姿勢を意識しているわけではないのに、自然にいい姿勢で立てている気がする」

姿勢の悪さが気になっている方、どうしたら姿勢が直るのかよくわからないという方には、ピラティスはとってもオススメ!

意識しなくても自然に良い姿勢になっちゃう感覚、ぜひ味わってみてくださいね~!

こちらの記事を読んで、ピラティスに興味をお持ちになった未経験者の方は
ぜひ体験レッスンにお申し込みください!