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コラムcolumn

ピラティスと健康と人生
vol.39 / 2016.09.29 Nahoko

身体の可能性はまだまだ開く、80代になっても。

「生まれて初めてできた気がする」

おーーー、素晴らしい!

「こんなことができたのは人生で初めてかもしれない」

すごーい!

「ずっと無理だと思っていたのに、突然できた」

それって嬉しいですよね!

  

最近の私のモットーは、レッスンでそんな「人生初のこと」をたくさん経験していただいて、「無理だと思ってあきらめていたこと」の扉をどんどん開いていただくこと。

  
人間の身体って本当に限界がない。

このお仕事をしていると、つくづくそう思います。

  
昔怪我をしたから、痛みがあるから。

身体が硬いから、筋力がないから。

生まれてこのかた一度もやったことがなかったから、今までできた試しがないから。

いろんな理由で私たち人間は自分に「できないだろうという思い込み」を持ち、「思い込みの扉」を閉ざしてしまいます。

  
しかし、ほんのちょっと視点を変えてみたらどうだろう?

やみくもにやろうとしたらできないけれど、ほんの少し動かす順番や意識を置く順番を工夫してみる。

身体のどの部分がどんな役割を果たすのか、区分けして考えてみる。

身体のパーツはそれぞれ果たすべき役割があり、機能を発揮しやすい位置があり、自然につながっていきやすい順番がある。

少しの工夫をしてみたら、身体が本来の仕事をし始め、いきいきと活躍し始める。

  
その結果、今までできなかったことができたり、動かせなかったものが動かせるようになったり、つらいばかりだった動きが急に楽に感じられたりする。

そうすると、

「気持ちいい!楽しい!面白い!」

そんな言葉が自然に出てきます。

  
そうして続けていると、身体はどんどん変わり始め、驚くほど柔らかくなっていたり、しっかりとした筋力がついてきていたり。

無理だ・不可能だと思っていたことをやり始めると、身体にはまだまだ変化できる可能性があるんだなーということに気づかされます。

80代になるまで全く動かせなかった場所が、力強く動かせるようになってきた方も実際にいらっしゃいます。

人間の可能性には終わりがなく、どんな可能性の扉が開くのかはやってみないとわからない。

年齢だけで限界は決まらないし、ましてや運動経験のありなしや、運動が得意・不得意であるとか、怪我や疾患があるからといってそこで道が閉ざされるわけではありません。

  
ほんの少し、言葉や説明のしかたを工夫して、クライアントさんの「思い込みの扉」を開くきっかけを作ること。

それが私たち、運動を教えるインストラクターの仕事です。

とてもやりがいがあり、クライアントさんの思い込みの扉が開いた瞬間の「できた~!」という笑顔を見ることが毎日の喜びです。

もっとわかりやすくできないかな?とか、もっと近道はないかな?とか考えながら学び続けるのもまた終わりがなく、飽くなき探求心を刺激される仕事でもあります。

  
あなたの身体の可能性はまだまだきっと開きます。

本来の機能を思い出していきいきと動き始めた身体は、驚くほど若々しく、活動的で、美しささえ感じるほどです。

人生が終わるその日まで、思い込みの扉を開き続け、変わり続ける日々をぜひ楽しんでください!

そのお手伝いができたら、とても嬉しいです。

(Nahoko)

こちらの記事を読んで、ピラティスに興味をお持ちになった未経験者の方は
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