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コラムcolumn

ピラティスを自分で行うために
vol.1 / 2014.06.25 Nahoko

ご自分の身体を発見しましょう!

インストラクターのNahokoです。

ピラティスのレッスンでは、身体を動かすときに

「どういうイメージをもって動くか」
「身体のどの部分を、どのように意識するか」

などなど、インストラクターからたくさんの「指示」が飛んできます。
(こういう指示を「キューイング」といいます)

もしかすると、レッスンを受け始めた最初のころは、インストラクターのキューイングを聞きながら

「よくわからない~」とか、
「えっ、そんなこと意識したことない~!」とか、
「そんなところ、動くの~!?」とか、

はたまた、

「いちいち考えながら動くなんてめんどくさーい!」とか、
「一度にそんなにたくさんのことを意識するのは無理~!」とか、

いろいろな感想をお持ちになるかもしれません。

正直に言うと、これは全部、私がピラティスをやり始めたころに実際に思ったことです。

しかし、ある日のレッスン中に、ふと気づいたんです。

自分の身体には、

「今までの人生で、一度も存在を意識したことすらなかったような部品」

が、たくさんあるんだな~、ということに。

首にも、肩にも、腕にも、胴体にも、足にも、背中にも、生まれて初めて発見した「自分の身体の部品たち」がたくさんいました。

どの部品にも、ちゃんとひとつひとつに、骨や筋肉の名前がついていたんだということも、レッスンのキューイングの中で学びました。

不思議なもので、ちゃんと名前を持った部品だということがわかった途端に、部品たちが存在感を増し、

「本来の役割を主張しながら、いきいきと働いてくれているような感覚」

が持てるようになりました。

ピラティスのレッスンを受ける度に、自分の身体を新しく発見しているような気分で、とても新鮮で面白かったのを覚えています。

毎日の生活は、仕事に家事に、とにかく毎日を過ごすことで精いっぱいになりがちです。

でも、そんな毎日を元気に送ることができるのは、自分の身体の中で、名前も知らず、存在すら意識したことのない部品たちが、常にがんばってくれているから。

ピラティスではよく、「身体の隅々を意識する」とか「意識が通るようになる」などという言い方をしますが、それは、

「身体の部品たちの存在を発見し、名前を呼んであげること」

なんじゃないかな~と思います。

知らなかった部品たちの存在に気づくと、日々がんばってくれている自分の身体への感謝の気持ちが、次第に生まれてきます。

ピラティスのレッスンで、ぜひ新しい自分の身体を発見してくださいね!

こちらの記事を読んで、ピラティスに興味をお持ちになった未経験者の方は
ぜひ体験レッスンにお申し込みください!