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NABOSO開発者Dr.エミリーさんのセミナーに参加してきました

2026.04.24 健康資産づくり

Yasuです。

昨年(2025年)後半より、Olaのエクササイズや筋膜リリースにNABOSOの製品を導入してきましたNABOSO(別ウィンドウが開きます)は、米国の足病医であるエミリー・スプリカル博士が開発した商品です。当スタジオでは、エクササイズやコンディショニングに使用しているほか、お客さまよりNABOSOの商品を多数ご購入いただいています。

2025年11月(Nahokoと2名で参加)と2026年3月、そのエミリーさんから直接学ぶ機会があったので、参加してきました。

NABOSO製品に付いている突起物の意味

NABOSOを使う場面の一つは筋膜リリース。筋膜リリースと言うと、フォームローラーやマッサージバー、足用のボールなどを思い浮かべるかと思います。表面の材質は、まあまあ硬く、製品によっては小さな突起物が付いていたりしますね。

この突起物は、単に尖っていたら良いのではなく、身体が刺激を受け取るのに最適な硬さや形状、間隔があるというのが、NABOSO製品の考えであり狙いです。突起が目的とするのは、皮膚の下などに存在する機械受容器と呼ばれるセンサーを反応させることにあります。このセンサーは、触れたという感覚や圧力の差、引っ張りなどの感覚、温度、振動などの情報を受け取り、脳に伝えるために働きます。

センサーが反応しやすい突起の硬さや形状、間隔があると考えたのがNABOSOです。Olaのレッスンで使っているNABOSO製品のボールやスティック(マッサージバー)、マットなどはいずれも同じ設計思想に基づく突起が使用されています。

足裏への刺激とボール

Olaで最初に導入したのがNABOSO製品はニューロボールでした。

Olaの開業前より私たちは、足・足裏の機能回復・改善に興味を持っていました。なぜなら、自分たちの身体が、加齢や偏った運動により足のアーチを崩していて、その結果他の身体の部位(姿勢)が崩れて痛みなどを感じていたからです。整体師さんより足を鍛えるよう口酸っぱくアドバイスされたことが、足への興味を持ったきっかけです。開業当時はNABOSOはまだ存在しなかったですが、足裏の筋膜リリースや足裏に特化したトレーニングを推奨し、必要な方へはインソールなども紹介してきました。

足裏の筋膜リリースとトレーニングは共に大変地味なので、Olaがグループレッスンを中心に営業していたときは、お客さんもなかなかモチベーションが上がりませんでした。足裏の話やトレーニングをすると、早く先に進めてくれという圧を感じたものです。ところが、2018年にセミプライベートレッスン形式(スタジオセッション)に移行すると、雰囲気が徐々に変わり始めます。

ひとりひとりに、足裏の筋力が少ない(足のアーチが崩れている)から、このエクササイズが上手くできない、といったプレゼンテーションが効果を持ち始めます。すでに、膝などが痛い人には、膝周りの筋力回復と平行して足裏の筋力強化の課題に取り組んでいただきました。歩行や競技特性に応じたアドバイスなども、足裏とのつながりで説明することで、モチベーションを上げることにつながりました。

その流れの中で、NABOSOのボールと出会うのですが、足裏への刺激がしっかりあり、しかも小さくて持ち運びできるという点も良いです。わたしたちも、前泊などでスキーやゴルフに行くときは、必ず持ち運んでいます。

バランス能力向上へのアプローチ

エミリーさんのセミナーは、筋膜リリースにとどまらないところが大変面白いです。人間にとって大事な動作は歩行であって、歩行を分解すると片脚で立っている瞬間があり、片脚でバランスを取れることが健康であり続けるために大事です。

片脚でバランスを取るためには、足裏からの情報を脳が受け取り、脳がまた全身の筋肉に指令を与えることでバランスを保ちます。足裏の筋力や弾力性があるのはもちろんのこと、その性能をバランストレーニングを通じて発揮させてはじめてセンサーが意味を持つという考え方です。

ピラティスとの融合

ピラティスのエクササイズは、もともと立って行うものが少ないため、わたしたちはピラティス以外の立位トレーニングをレッスンに取り入れていますが、そこで片脚で立つバランスに課題があったり、足のアーチが落ちる状態を多くみかけます。

ピラティスの役割は、そうした課題に向き合うときにマシンなどを利用して発揮させます。例えば、足の働きを立ったまま修正するのが難しい場合、寝たり座って行うことが多いピラティスマシンのバーを押すことで、何をすべきかが学習しやすくなります。

ピラティスは、体幹に良いとか、姿勢に良いというように言われますが、マシンの使い方を工夫すると、足の使い方や股関節との連動の仕方、膝の役割など、身体のしくみと使い方について学習することにも役立ちます。これは、下半身だけでなく、手首の使い方や手のはたらき、頭の位置など、体幹から伸びる四肢や頭部との連携についても多くのことが得られます。

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NABOSOについては、まだまだ書きたりないことがたくさんあるのですが、今後も継続してセミナーを受けたり、レッスン現場でみなさんの反応を見たりする中で、気づいたことや共有したいことを発信したいと考えています。

 

エミリーさん(右)、Kinetikosの佳織さん(左)とセミナー後に撮影。

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