運動が苦手な男性でも無理なく続けられます。身体の痛みもなくなりました。
(60代)
レッスン歴/5年
受講ペース/土曜日、週1回
はじめは、折り込みチラシを見た妻にほぼ強制的に連れてこられました(笑)。ちょうど仕事で東京に転勤になり、忙しくなったころでした。
それまでは、たまにゴルフに行くくらいで運動習慣がありませんでした。そして、毎年恒例のようにぎっくり腰になっていたんです。もともと体を動かすのが好きではない私なので、仕事に支障が出ないようにと妻が心配して、適度な運動ということでピラティスを勧めてくれたのだと思います。
通い始めた最初のころは、グループレッスンを受けていました(※現在グループレッスンは廃止)。グループレッスンでは、動きができなくて脱落してしまう人がけっこういたんです。個人の筋力や能力が違うので、脱落する人がいるのはある意味当然ですよね。
それが、グループレッスンからスタジオセッション形式に変わり、私専用の「腰痛を改善するプログラム」を作ってもらえました。最初はメモを見ながらやっていましたが、だんだん体が覚えて要領を得られるようになりました。
私の場合は、腰痛の他にも、最近は外反母趾が気になるので足のアーチを作るプログラムを追加してもらったり、これから年齢を重ねるにあたってどのように健康を維持するのかを考慮したプログラムを作ってもらったりしています。身体の痛みなどの原因についてロジカルに説明してくれるので、とても理解しやすく納得ができます。
私のように、男性でも運動が苦手な人って結構多いんです。だから、こうしてスタジオセッションのような方式で教えてくれる場所は、とてもありがたいです。ムキムキでマッチョな体は目指していませんし(笑)、「基礎体力をつけて健康を維持していく」という目的の人には、ピラティスはぴったりだと思います。
昔、私の母が85歳にして手が床にぴったりついている(※前屈している)写真を見て、驚いたことがあるんです。後になり、実は母がピラティスをやっていたということを知ったのですが、亡くなる前まで健康だったのはピラティスのおかげでもあるかもしれません。
もともと入会のきっかけになった腰痛も、毎年恒例のぎっくり腰も今ではすっかりなくなりました。引っ越しで重い荷物を運んだ時にも、腰が大丈夫だったんです。また、以前は寝ているときに脚のリンパ節が痛くなり、右足が冷たくなることがあったのですが、それもスタジオセッションの中で相談して運動しているうちに、気が付いたら起こらなくなっていました。
それから、退職後、昔やっていたドラムを叩くようになったんです。ドラムってなかなかの肉体労働で時々足がつることがあるんですが、私の場合は筋肉痛もありませんし、何の問題もなく楽しむことができています。