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Olaピラティススタジオから、スタッフの声をお届けします。

マシンピラティスか?マットか?

Yasuです。


良く聞かれる質問に「マシンピラティスか?マットピラティスか?」というものがあるのですが、”身体が変わる”効果だけを考えて答えれば迷わず「マシンピラティス」です!


だってものすごく単純化した言い方をすれば、マシンを使わないピラティスがマットピラティスな訳だから、多くのツールを使った方がいいでしょ。マシンだったら、リフォーマーのみのレッスンではなく、できるだけ多くのマシンを使う方が有利です。


じゃあなぜ「マシンか?マットか?」という質問が存在するかと言うと、(1)マシンは難しそうだから、というのと(2)マシンの方がマットよりもレッスン代が高いのが一般的なので費用対効果は?という意味が含まれるからです。


マシンは難しいか?という質問に対しては、実はマシンの方が分かりやすいと僕は答えます。


マットは、床以外に身体を支える部分がありません。マシンは手や足に負荷をかけるため、身体を支える部分が基本的に増えます。そして、ここが重要なのですが、マシンの四角形が自分の身体が今どこを向いているのかを教えてくれます


マットも四角形なのですが、その四角形は平面(2次元)であるのに対し、マシンの中に身を置くと分かるのですが、マシンピラティスの場合は立体(3次元)の四角形です。


ピラティスで大事なのは、自分の身体がどこを向いていて、どこの力(例えば、右?左?)が弱いから身体がどう変化するかという情報量です。


マットピラティスがナビなしのレンタカーであるのに対して、マシンピラティスはナビ付きのレンタカーくらいの違いがあります。




マシンとマットでは費用の差がありますが、同じ時間をかけて投資するのであればマシンの方が断然効率的だと思います。もちろん、スタジオによってマシンピラティスの値段も異なるし、マシンを使う場合はマンツーマンレッスンしか行っていないところもあるので、どこでマシンピラティスを受けるのかという問題は残りますが・・・。


また、マシンピラティスだからと言って、ただマシンを使って動くだけのピラティスはダメです。マシンを使うことによって、何を鍛えているのか、どうしたらより上手くコントロールできるようになるのか、自分の身体はどこが弱点なのかをどのようにして気づくべきか、をしっかりと教えてくれるピラティスでないと、ただマシンに乗っただけの状態になります。




これって先ほどの例えで言うと、ナビはついているけど使い方は分からない、というレンタカーになってしまう訳ですね。


ちなみに、マシンピラティスの方が分かりやすいという話をしましたが、難しくできるのもマシンピラティスの利点です。(詳しい話は割愛します・・・。)


マットピラティスの良さもあります。いちいちマシンを乗り換えたり、マシンの設定をしなくても良いので、連続的なレッスン(エクササイズ)が行えて運動量が多い、どこでもできる、大人数でもできる、という利点です。


でも連続的で大人数で行うレッスンなら、ピラティス以外にもたくさん選択肢があるので、そこのところを踏まえて選択するか、マットピラティスとマシンピラティスを併用すると良いでしょうね。


ピラティスをある程度やりこんでいただくと、自宅でもマットピラティスの一つや二つは行えるようになるので、スタジオへ通えないときのコンディショニングに使用したり、旅行先や出張先でも行うことができるというメリットもありますね・・・。




マシンピラティスの良さをさらに掘り下げると、これまで触れた「身体を支える面や点が多い」「四角形が教えてくれるフィードバック」の他に、ピラティスマシン特有の「バネの特性」があげられます。


これについては、回を改めてご案内したいと思います!



Olaのレッスンが時間の経過とともにマシンピラティスに特化してきたことは、今回の記事の結果でもあります。マシンピラティスのスタジオセッションんは3年目に入り、大変多くの方にご支持頂いております。マシンの種類は、ピラティスに慣れながら増やしていくのですが、基本的にはお身体や目標に合わせてあらゆるマシンを使っていきます。
平日で一部「トリオセッション」と呼ばれるマットピラティス中心のレッスンを行っていますが、予算を抑えたトリオセッションでさえ、マシンピラティスの要素を取り入れたエクササイズを行っています。

インストラクター

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