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コラムcolumn

ピラティスと健康と人生
vol.14 / 2015.03.24 Yasu

呼吸を深めてみましょう!(その2)

前回、「呼吸を深めてみましょう!」 で、意識的に呼吸をすることや、動きに合わせて呼吸をすることをお勧めした、インストラクターのYasuです。

呼吸について、今回も質問してみますね!

  
まずは、深呼吸しましょう。

「いま息を吸ったときに、肩が上がりましたか?」

分かりにくければ、鏡の前でもう一度、大きく吸ってみて下さい。

  
答えが「YES」の方は、肩こりをお持ちではないですか?

呼吸は、そもそもお腹や胸(肋骨)が広がることにより、息が入るものです。
ピラティスでは胸に吸う胸式呼吸をお勧めしていますが、その理由はレッスンか別のブログでお話しますね。

肩が上がる呼吸は「肩呼吸」と呼ばれていて、通常では速く走るなどの激しい運動後に見られる場合が多いです。
なぜ、そういう呼吸になるかと言うと、お腹や肋骨の動きでは呼吸が足りない場合に、肩が使われます。

ところが、平常時、例えばピラティスのレッスン前に、落ち着いた状態で行う深呼吸で、この肩呼吸をする人は少なくありません。

考えられる理由のひとつに、呼吸の方法やメカニズムについて、僕らはそんなに知っているわけではないので、いつしかそういう呼吸になってしまった、ことです。
運動不足などで浅い呼吸が染みついてしまうと、深呼吸程度でも肩呼吸をする必要があると体が無意識に判断してしまいます。

  
別の理由に、ストレスが考えられます。
最初の理由とも重複しますが、ストレスは一般に呼吸を浅くするので、お腹や肋骨を動かす呼吸がいつしか苦手になってしまうのです。

肩呼吸は、首からつながっている筋肉が働いて、肩を上げるので、肩こりとつながる場合が多いのです。

呼吸を直せばすべての肩こりが治るわけではありませんが、肩呼吸を放置することは良くないことが分かっていただけると思います。

  
前回の記事で、呼吸は肋骨内にある筋肉や横隔膜などの筋肉運動であることをお話しました。
他の筋肉と同様に、意識して動かしてあげることが大事です。
すぐには強くはなりませんが、続けることで効果が積み重なるのも筋肉の特徴です。

ピラティスのレッスンでは、動きながら呼吸に意識を向けたり、呼吸が動きを楽にすることを学ぶことができます。
息がきれるような動きではないので、運動をあまりやってこなかった方でも、少しずつ呼吸を深くしていくことができます。

  
ピラティスで動きながら、深い呼吸を行えるようになっていきましょう!

こちらの記事を読んで、ピラティスに興味をお持ちになった未経験者の方は
ぜひ体験レッスンにお申し込みください!