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コラムcolumn

ピラティスと健康と人生
vol.24 / 2016.01.08 Yasu

2016年の目標は? ~しっかりバージョン~

あけましておめでとうございます!

Yasuです。

さて、前回はNahokoが無理なくできる目標の良さについて書きました。

運動を習慣にすることは大変ですよね。心当たりがある方は多いと思います。

そういう私も、来月に5年ぶりのマラソン大会に出るので、10月から走るトレーニングを再開しましたが~

寒い、風が強い、気持ちが乗らない、天気が悪い(曇っているだけでですよ~)、調子が出ない…

とあらゆる理由をつけては、練習を後回しにしようとする自分とたたかっています。

ゆる~い目標を立てることはとても良い発想で、特に運動はお休みの期間が長くなると、リスタートするのに気持ちの面でエネルギーを要します。

肉体(筋力)の面では、元の状態に戻すのに時間もかかり、気持ちまでもが凹みます。だからこそ、ず~っと温めておくくらいのゆるい強度で、続けていけると良いのです。

目標というと、一般的には高く設定しましょう、と促されるように思います。

ビジネスの世界に身を置いていたり、そうした人を周囲からサポートしていると、目標は高く、行動は早く、効率よく、となりやすいです。書籍や講演なども、いかに頑張っていくかという内容が多いと思います。

僕自身は、そういう方法も必要に迫られていれば「あり」だと思うのですが、全てにおいて「生き急ぐ」的なやり方をとらなくても良いとも思っていて、だからこそあえて「ゆる~い目標」を設定することはいいことだな~と思います。

その上で、やっぱり自分は「しっかり目標」を立てたいという方に、その目標の立て方についておたずねしますね。

目標を立てるときに、具体的なイメージ、映像、があるとしたら何でしょうか?

例えば、ダイエット。

何キロ痩せる、などの具体的な数字は大事だと思いますが、その痩せた身体で何をしたいですか?

夏に水着を着る、昔着ていたお洋服を着る、ご主人(奥様)に褒められたい、若く見られたい…

数字よりも具体的な映像がイメージできると良いですね!しかもカラーで!

運動自体が目的になっている方は、今年達成したいものはなんですか?

他のスポーツのためにトレーニングしている方は、タイムやスコアがあるスポーツなら数字でしょうね。数字がないスポーツやダンスなどは、調子の良いときの自分をイメージすると良いですね。

痛みの改善や運動不足解消の方はどうでしょうか?

痛みがないときの自分のお顔はどんな感じでしょうか?運動不足から動いた結果、どんな自分を想像しますか?できるだけ映像でイメージしてみましょう。

姿勢を良くしたいという方は、良い姿勢でどこに行きたいですか?着たいお洋服をイメージするのも良いですね。お仕事やプライベートで、どんなイメージをつくっていきたいですか?

目標は、より具体的になってきましたでしょうか?

ここで、もう一つ突っ込んでみてください。一度、目標を紙に書いて眺めてみて、「なぜそう思ったのか」をさらに具体的に、もしかしたら他人には話しにくいレベルまで落とし込めるかやってみましょう。

例えば…

他人によく思われたい、若いと言われたい、自信をもちたい、もてたい、チヤホヤされたい、出世したい…、などの本音に到達するかもしれませんね。

こうした本音や欲こそが達成する原動力になりますから、どうぞ心の叫びに耳を傾けてあげてください。

目標を立てて達成したいときに、なぜそう思ったかが大事なのですが、いつしかその気持ちから目標だけが独り歩きして、目標を達成したら満足してしまうということが起こります。だからこそ、一度作った目標をもう1回、客観的に眺めてみて、なぜそう思ったのかをはっきりさせましょう!

目標が明確になったら、日記でもメモでも良いので、運動した日と内容を記録してみましょう!記録して眺めては、運動したご自分を褒めてあげてください。ご褒美を設定するのも良いですよ。

目標を達成する手段としての計画は、ゆる~いやり方としっかりしたやり方があると思います。ここでも、前回の記事無理なくできる目標で山本昌選手の例があったように、長く続けられるものを採り入れるのは良いと思いますよ。

こうして書いてくると、僕のマラソンにおける目標もはっきりしてきました。大会では、自己ベストの更新です。自己ベストは自分への挑戦で、すご~いと言われたいですね。

そしてもう1つの目標は、2月の大会が終わった後のこと。いつも、大会が終わったら練習もやめてしまうのですが、今回は「ゆる~い目標」に切り替えて、走ることを習慣化しようと思います。

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