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スクワットの効果とスキーのパフォーマンス

2016.03.02 スポーツ

Nahokoです。2月の月末連休を利用して、長野県の白馬村にスキーに行ってきました。

夫婦そろってスキーが趣味の私たち夫婦。

私は9歳でスキーと出会ったのですが、高校時代以降はしばらく遠ざかっていて、スキー大好き(というかスキー馬鹿?)な夫と結婚したのを機に再開したのは8年前のこと。

しかし、8年前の私の生活は、「運動」とは全く無縁でした。

スキーは子供の頃から親しんでいましたが、既に体力・筋力が落ちまくっていて、重たいブーツを履くだけでもうぐったりと疲れ果てる始末。技術がない上に、練習するにも筋力が足りず、すぐに休みたくなって弱音ばかり吐いていました。

反対に、夫は長年スキーをやり続けていて、日頃からランニングや体幹トレーニングでしっかり鍛えているわけですよ!一級ライセンスも持っていて、軽快にひょいひょいっと滑っていく元気ばりばりな夫に、全くついていけない、置いて行かれる、うまくできない。

自分が下手くそで体力なさすぎなのが悪いのですが、負けず嫌いな性格なのでとにかく苛立ってしまい、夫に八つ当たり・文句言いまくりで、ゲレンデやリフトの上で数えきれないほどケンカをしました。

今思い返せば、当時の夫には本当に悪いことをしたなぁ、と深く反省しています…(ほんとごめんなさい)

それでも懲りずに飽きずに毎年スキーを続けて、かれこれ8シーズン目でしょうか。

8シーズン目にして、今年の私は「何か」がちが~~~う!(と声を大にして言いたい)

その理由はズバリ、「スクワット」!!

そう、うちのスタジオは現在、2回目のスクワットチャレンジ中なのです。

スクワットチャレンジ

初回のスクワットチャレンジは、昨年11月に足の怪我をしたために途中でリタイヤ。

下半身のトレーニングは自粛せざるを得ず、スキーシーズンが始まるのにやばい~!と焦りまくった私。

1月末のシーズン初すべりに備えて、自主的にスクワットチャレンジをスタートしたのは年明けの1月第1週でした。

最初のノルマは、1日20回。

毎日やり続けて3週間後のシーズン初すべりのときに、「おや?なんかいつもより太ももが疲れないかも?」と思いました。

実は今まで、ターンを連続していると太ももがつらくなってしまうため、長い距離を滑るのがとても苦手だったのですが、そのつらさが明らかに軽減していました。

2月からは、スクワットのノルマを1日30回にUP。

深く下りてしっかり負荷をかけてやるようにしているので、たったの30回でも充分キツイです。

そして今回シーズン2度目のスキーに行ったところ、驚くほど下半身が疲れない!

スクワットをやりながら強化する筋肉を意識し、膝や股関節の使い方も見直してきたので、滑り方が明らかに変わりました。

スクワットと並行して、体幹トレーニングや 足首・足裏のトレーニング も意識的にやり、スクワット動作の中に落とし込んで毎日やっていたので、雪面で板の上にしっかり乗り安定する感覚が向上しているように感じました。

足裏・足首のトレーニングは地道に効果絶大で、ブーツの中でも板の上でも自分の重心がはっきり感じられるようになり、板を操作するのがめちゃくちゃ楽になりました。

これまでは毎回、足首や脛に嫌な痛みが出ていたのに、二日間滑っても脛が全く痛くないのにはびっくり。いや~、鍛えてみるもんだよね~、って感じです。

これだけ身体が変化してみると、滑っている感覚も大きく変わります。

今までの感覚は「雪面をおさえつけようとしている」「ターンで降りようとしている」だったのですが、新しい感覚は「雪の表面をただ柔らかく滑っている」「斜面を落下して降りている」という感じ。

そしたら、「滑る」って本当に軽快で気持ち良くて楽しい~~~!

今更ながら、スキーってなんて楽しいの~!と思えました。

夫も、「なんか急にうまくなった~!そして疲れたとか休みたいとか全然言わなくなった~!」とのこと。(っていうか今までどんだけひどかったんだ、っていう話ですよね…)

8シーズン目にして、やっと「何か」に開眼したような気がします。

ほんと、スクワットってすごい。

ちなみにこのスクワット、普通に立って床の上でもやっていますが、ピラティスマシンを使ったスクワットももちろん日常的にやっています。

ピラティスマシンの場合、重力・体重ではなくバネがウェイトになるわけですが、マシンを使うと意識する筋肉・使うべき関節をより明確にして強化できるというのがメリットですね!

どうせやるなら効果の出るやり方でしっかりやりたい!というわけで、床の上でのスクワット動作の質を上げるのにかなり役立っています。

というわけで、最近のマシンの自主トレでは、今までよりも積極的にウェイトを上げ、下半身の筋力強化に一層フォーカスして行っている私。

そのせいか、近頃私が担当しているマシングループではスクワット動作(フットワーク)のウェイト設定が微妙に重めになっている、かも…(汗)

まぁ冬の間に太ももの大きな筋肉を鍛えておくと代謝UP効果も高いですから、お客様にもぜひ一緒にトレーニングして変化を感じていただけたらな~、と思っています。

今回のチャレンジの目的は、30日間毎日やること。

「どれだけやればいいの?効果はちゃんと出るの?」という質問をたくさんいただきますが、私の実例の通り、たったの20回・30回でも運動のパフォーマンスが変わるほど結果が出ます。

体力や筋力に不安がある方は、まず10回から始めることをオススメしています。

ルールはひとつだけ、決めた回数を下回らないようにすること。

決めた回数以上にやるのは全く構いませんので、筋力がついてきてもっとできそう!と思った日には、30回、50回、100回、と多めにやっていただいてOKです。

私のスクワットチャレンジは昨日でちょうど折り返し。残り半分を終えたあと、3月のスキーも楽しみです!

チャレンジ中の方も、これから参加を検討している方も、ぜひぜひ一緒にがんばりましょう~!

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