Olaピラティススタジオ

代々木上原駅から徒歩3分のピラティススタジオ
定休日:月曜日、火曜日

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スタジオ拡張のストーリー

2025.05.19 スタジオだより

Yasuです。

5月19日(月)~27日(火)の間、定休日を含めてお休みをいただき、スタジオ拡張工事の本丸である「現スタジオと隣の部屋の壁撤去」を行います。

まさにビフォーアフターみたい!

ビフォーアフターは派手に解体しますが、営業中のビルの工事なので、さすがにどっかんどっかんはやらないみたい・・・。

先ほど、工事前の様子を見てきましたが、粉塵が結構出るので、養生などが厳重に行われておりました。

スタジオ拡張の希望

実はこのスタジオ拡張。かなり前から希望していて、いつからとかは全く覚えていないのですが、「隣の部屋が空いたら教えてください」と大家さんにお願いしていました。

隣にいらしたテナントさんは、Olaよりはるか長く借りていらしたようで、用途が年に数回の展示会(本社は別のところにある)だったので、業容拡大で大きなところへお引越しされる可能性も低く、「そんな日は来ないだろう」と諦めていました。

初期のOla(2014年開業)は、マットグループレッスン(最大7名)とマシングループレッスン(最大3名)が主要なレッスン。今置いてあるキャデラック(ベッドが広いマシン)、コアアライン(立って行うマシン)は1台もなかったんですよ。

当時はピラティススタジオがまだ少なく、Olaのマットグループレッスンも盛況で、広さ=受講人数と考えて、拡張したかったのだと思います。

スタジオセッションの開始

2018年にレッスン形式を一新して、スタジオセッションが主要レッスンに替わります。その頃は、Olaのプライベートレッスン専用スタジオが(今のビルとは)別のところに一つあったので、そちらにあった器材の大半を持ってきて、何台か新しいピラティスマシンを輸入して、ほぼ現在(2025年4月時)の姿になります。

ピラティススタジオなので、基本的にはマシンのスペースさえあればよく、マシンとマシンの間はかなり狭い状況になりましたが、それなりに計算して配置したので、狭さは気にならないと思っていました。

コロナ禍がはじまった2020年には、ちょっと狭いかな、と思うところはありましたが、人口密度が高いわけではなく(むしろ一般的なグループレッスン主流のスタジオさんよりも人口密度が低い)、スタジオ拡張の話もすっかり忘れて、ただただ邁進しておりました。

ホームページリニューアルと入会待ちシステム

2014年に創ったホームページは、2018年に始めたスタジオセッションの説明が十分ではなく、またわたしたちが個性として出したい内容も当時から変わってきたため、2022年にかけてホームページの更新(ほぼ一から制作)を行いました。

その頃、すでに一部の時間帯ではすでに会員さんが定員に達していたので、体験レッスン待ちシステムを動員しました。前回のNahokoさんのブログで、ウェイティングリストとあったのが、このシステムからの情報です。

2023年頃からは、すべての時間帯のレッスンが満席となり、入会待ちの方が増えるばかりでなかなか新規の方にお声がかけられないという心苦しい状況になっておりました。

マシンピラティスブームが起きはじめたのもこの頃だと思います。最近増えているマシンピラティスのスタジオさんとOlaのレッスンは、形式や目標が異なるので顧客を奪い合うような状況にはなりにくいのですが、ピラティスへの注目があがって「最近のスタジオさんは私には合わないかも」という方のニーズが増えた印象です。

ピラティスから見る日常の改善

ピラティスのエクササイズは、身体の様子を動く人自らが感じ取るのに適していて、機能の改善に活かすことができると思っています。

人にはいろいろなタイプがいて、上記のように自ら感じ取ってどんどん直していける人と、そうでない人がいるのですが、これはどちらが優れているかではなくて、利き手のような個性の違いに過ぎません。ピラティスの不思議なところは、自ら感じ取ることが苦手な人でも、時間はかかるかもしれないけれど、結果として動けるようになっていくところです。

それはそうと、ずーっとピラティスのマシンに頼るのではなく、どこかで日常の身体の使い方に落とし込んでいかないと、その人の身体が変わる、変わることが定着することにはなりにくいのではないかと考えるようになりました。

なぜなら、トレーニングに費やす時間は多くの人にとって週に1時間。しかし、通勤する、座る、家事をするという時間は、週に何時間にも及びます。そうした日常動作や振る舞い方を変えることが、トレーニングを活かす、成果につながることは容易に想像できますよね。

つまり、ピラティスをベースに身体の使い方が分かってきたら、日常での歩き方や立ち方、座り方、その人が仕事や生活で必要な動作における気を付け方、などを教えることは、すごく大事ではないかと思うのです。最近は、ピラティス以外のトレーニングを学ぶ機会も増えました。

いよいよ狭くなってきた

そうしたトレーニングは、ピラティスマシンを離れて行います。今まではピラティスマシンの中だけでトレーニングが完結していたので、マシンとマシンの間は狭くても気にならなかったのが、2025年初あたりから、急に気になるようになりました。

そこへ大家さんから、隣が空きますよ、との朗報が。

物事はすごいタイミングで起きるものですね。

スタジオセッションは8年目に入り、レッスンのノウハウもかなり積みあがってきました。スペース拡張を機に定員も増やせるので、入会待ちの方にやっとお声がかけられる状況になります。(すべての方にはお声がかけられない可能性があり、引き続きご不便をおかけいたします。)なお、一人のインストラクターが見ることができる顧客数には限界があるので、定員は増えるのですが、現在から大幅には増やすことはしません。

多様化してきているトレーニングに合わせて、スペースが広くなって、レッスンを充実させたいという想いが強いですね。

シンデレラフィット?

今のお部屋は、通りに面していないので静かで、西側にビルがなく採光的に開けているので、商店街ビルの2階でも明るく、風も抜けて、とても気に入っています。

一方でビルの設計上梁(はり)が大きく、ところどころ天井が低いところがあります。デザイン的に凝っているところがあって、壁の凸凹が意外に多いのも特徴。

部屋が広く見えるように鏡を付けてあるのですが、加えて凸凹や梁のないところにマシンをうまいこと配置して、エクササイズが難なく行えるようにしてきました。

自分でも「これはシンデレラフィットじゃないかな」と思うレイアウトがところどころにありました。

今回、トレーニングスペースが1.5倍くらいになりますが、従来のスペースは先ほど挙げた理由により、ほぼ変えずに利用します。(スタジオの入り口、受付の場所も変わりません。)

新しく増えるスペースでは、いま使用中のマシンを再配置する前提で計画的に考えたところもあれば、拡張後に運営する中で出たとこ勝負で決めるところもあって、わたしたちもどんなレッスンになるのか楽しみです。

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