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コラムcolumn

ピラティスと健康と人生
vol.13 / 2015.03.15 Nahoko

「肩こり」人生から抜け出そう!<その3>

前回、前々回の記事もご参照くださいね。
<その1> <その2>

さて、私の深刻な肩こり改善にピラティスがどう役立っていたのか、という、すっかり長くなってしまったお話の続き、今回が最終回!

  
4. よく動かすようになった、血流が良くなった、自分の「コリ」に敏感になった、自分の身体を労わるようになった

ピラティスを習慣的に行うようになって、身体の軽さや、末端まで温かいという血流の良さが日常になってくると、今度は「動かさないでいること、固まっていること」がとても不快に感じられてきます。

ストレスや疲労が溜まりすぎると、人は、自分の身体や気持ちが「固まっているという状態」にすら気づかなくなります。

気づかないので何も変えようとしなくなり、不快な状態が日常になって、慢性痛とともに生活してしまったりします。

  
ピラティスでは、意識して自分の身体を動かすことを積み重ねます。
意識して動かし続けていると、次第に、「気づく・感じる」というセンサーが目覚めてきます。

今まで感じられなかった、身体のこわばりに気づく。
自分の身体に起こりやすいクセに気づく。
力が入ったとき、入っていないときの感覚の違いに気づく。

緊張がゆるんだとき、ゆるんだまま無理なく動いているとき、その心地よさを感じる。
動いて血流が良くなったときの、末端まで行き届く温かさを感じる。
レッスン前とレッスン後の身体の違いを感じる。

気づきを積み重ねると、日常でも自分の身体に対して敏感になってきて、

「できるだけ身体が心地よい状態でいたい」

と思うようになりますし、また、

「身体が心地よい状態が、一番気持ちがリラックスしていられる」

ということもわかり、身体が心地よくいられるように気を付け始めたりもします。

  
私自身、肩こりなどの慢性的な体調不良がピークだったころを振り返ると、自分の身体には本当に無関心でした。

不快感があるにもかかわらず、たばこを吸いまくる。
残業で長時間背中を丸めて座っている。
夜遅くなってから暴飲暴食をする。
慢性的に睡眠不足。
運動どころかストレッチも全くやらず、つらさが限界に達すると整体や岩盤浴に駆け込んで、その場しのぎの対処をしていました。

あのころの自分は、自分の身体が発する悲鳴に耳を貸さず、身体を痛めつけてばかりだったな…、と今では深く反省しています。

  
ピラティスを始めて何よりも一番変化したのは、私の「考え方」なんだと思います。

健康な身体と元気なこころは、私たちにとって何よりの財産であり、生きていくうえで何よりも大切なものであるということ。

自分の身体やこころが心地よくいられるように心がけて、日々を生きよう、と思えるようになったこと。

肩こり人生からの脱却も、そういった「自分の身体へのいたわり」から生まれたと感じています。

今では、パソコン作業で背中や肩が丸まり、首や腕が固まった状態を感じると、すぐにほぐすように心がけています。
ピラティスマシンの上でほんの10分動くだけでも全く違いますし、フォームローラーやテニスボール、セラバンドなどのグッズもよく使います。

合言葉は、「その日のコリや疲れは、その日のうちに!」
(年末の大掃除みたいですが)

日常生活の中で、仕事や家事の合間にできるストレッチなどは、よくスタジオでもご紹介しています。
ご興味のある方は、レッスンに来られた際にぜひぜひお尋ねくださいね!

  
長々と書いてきましたが、今年こそ、ピラティスを通して「肩こりの不快感や慢性的な痛みのない生活」をぜひ手に入れましょう!

Nahokoでした~!

こちらの記事を読んで、ピラティスに興味をお持ちになった未経験者の方は
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